主要な除雪機メーカー9社・125製品をとことん調査。調査で浮かび上がった各メーカーの特徴を紹介!どのメーカーの除雪機を選べばよいのかわからない方は、ぜひ参考にご覧ください。
主要な除雪機メーカー9社・125製品をとことん調査。調査で浮かび上がった各メーカーの特徴を紹介!どのメーカーの除雪機を選べばよいのかわからない方は、ぜひ参考にご覧ください。
性能や扱いやすさにこだわっている、小型で価格にこだわっている、機能にこだわっているなど、各メーカーで取り揃えている除雪機は異なります。ここでは、3社をピックアップしてご紹介します。
「除雪機 メーカー」とGoogle検索、表示された上位9位のメーカーの125製品を調査。(2022年1月7日調査時点)
・豊富なラインナップ…9メーカーのうち、除雪機が26種類と1番多いメーカー(ワドー)
・低価格…9メーカーのうち、2万円台~の除雪機を扱っているメーカー(ハイガー)
・静音モデル…9メーカーのうち、静音モデルが8種類と1番多かったメーカー(ヤマハ)
除雪機は毎年生産量が決まっているので、雪が降ってからでは在庫切れになり購入できないケースも…。オフシーズンの内に、自分にピッタリの除雪機を見つけましょう。
高性能な除雪機を数多く取り扱う老舗の除雪機メーカー。岩手県花巻市に本社を置き、雪国ならではのユーザー視点に立った扱いやすい除雪機の開発、製造を行っています。その優れた技術力は、ホンダをはじめとした他メーカーからの信頼も厚く、OEMメーカーとしての一面も。パワフルで高性能な除雪機は、女性や高齢者でも扱いやすいと評判です。(※OEMとは…製造メーカーが他社ブランドの商品を製造すること)
家庭用電動除雪機は色々なメーカーから発売されていますが、e-SB80はバッテリーがリチュームイオンでカセット式、ブレード角度も左右に可変できて雪が寄せられます。速度もレバーの握り方で微妙に調整でき大変気に入りました。
除雪機がなかった頃が思い出せないくらい必需品だよ。雪が降ったら素早く除雪しなければならない。少しでも遅れると外に出られなくなり、建物が圧迫されて潰れてしまう危険があるからね。そんな時に万が一、不具合があっても販売店さんがしっかり対応してくれるし、そもそも和同さんの除雪機は丈夫なんだよ。毎日使うものだから、とても助かっている。
ワドーの除雪機にして良かったです。去年に比べ、除雪がかなり楽で、楽しく出来ました!17馬力だとパワーあるから飛ぶし、固まった雪も飛ばせるから、徐々に盛り上がって固まるのも防げるし良かったです。
除雪性能、使いやすさともに優れた小型除雪機。10馬力のハイパワーで、約30分で車約50台分の面積の除雪が可能です。積雪も50cmまで対応しているので、豪雪地帯でない限りは、十分な除雪能力が期待できます。レバーを握れば、電動で自由自在に旋回が可能。オーガの上下もレバー操作でできるので、デコボコ路面でも、姿勢を変えず、女性でもラクに作業ができます。
社名 | 和同産業株式会社 |
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本社所在地 | 岩手県花巻市実相寺410 |
電話番号 | 0198-24-3221 |
リーズナブルな価格帯で選ばれているのが、中国製の除雪機を提供するハイガー。小型除雪機を中心に、低価格ながらも多機能な除雪機を取り揃えています。最安値は2万円台から購入可能。降雪量の少ない地域や、自宅まわりの使用におすすめです。オンラインで手軽に購入ができ、 製品到着後7日以内の初期不良(故障)は、送料含め全面保証。到着後8日以降、1年未満の故障は、修理無償(消耗品、送料有償)で対応してくれます。
思っていた以上によく飛びます!これまで6時間以上かけていた雪の山の処理が30分で終わって感動!コツさえ掴めば背の低い女性でも軽々除雪できます。
時間が経ったベタ雪では排雪口がすぐに詰まってしまってダメでしたが、新雪や普通のしまり雪程度では全く問題なく使用できました。表面が凍った雪でも、ガリガリ削って中の雪を掻き出してくれました。
昨年は雪が降ってから故障に気がついたため、試運転のためエンジンをかけてみようとしたところ、かかったと思うとすぐ止まってしまう。燃料タンクからキャブレータまでの、掃除をしたところ無事始動。今年も活躍してもらえそうです。
雪を飛ばして除雪するロータリー式の除雪機の中で、リーズナブルな価格帯の人気機種。新雪は38cm、しまった雪は26cmの高さまで対応。簡単なレバー操作でスイスイ自走するので、女性でも快適に除雪できます。積雪量の少ない地域での使用におすすめ。
社名 | ハイガー株式会社 |
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本社所在地 | 群馬県邑楽郡邑楽町大字中野5298-1 |
電話番号 | 0276-55-6793 |
静音除雪機の取り扱い数が圧倒的に多いメーカー。電動式・エンジン式の静音除雪機の他、雪をより遠くまで飛ばすジェットシューターなど、独自の機能を搭載した小型・中型除雪機が豊富です。除雪時のトラブルを回避する機能が充実しているので、家庭用除雪機メーカーとしても人気があります。また、積雪量や雪質に応じ、ロータリー除雪とブレード除雪を使い分けできる1台2役の除雪機も人気です。
ビニールハウスの周囲除雪にさっそく始動。湿っぽい雪が60~70cm超でしたが、思いのほかパワフルでしっかり飛ばしてくれました。これは強力な助っ人になってくれる事、間違いなさそうです。
雪が20センチ程積もったので使ってみたところ、大きさもちょうど良いし、パワフルに除雪ができました。イージーターンのない機種なので、初老の父にとっては坂や狭い場所などでの角度調整には多少の力と慣れが必要かなと感じました。とはいえ、サクサク除雪ができますので、この冬に大活躍してくれること間違い無しです。
馬力もあり様々な雪質に対応出来るため頼もしい限りです。今までは小一時間かかっていた手作業での除雪が約三分の一の20分程で綺麗に、腰を痛めず除雪ができます。朝の忙しい時間でも楽チンです。
ブレード除雪、ロータリー除雪(投雪)の1台2役の機能を持った人気機種。固まった雪を遠くに飛ばしたり、ブレードを下げれば、雪寄せや湿った雪の除雪をできたりするのが便利。エンジン式ながら、独自の静音設計がされているので静か。住宅街での使用や早朝作業にもおすすめです。
社名 | ヤマハ発動機株式会社 |
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本社所在地 | 静岡県磐田市新貝2500 |
電話番号 | 0570-053-800/0120-090-819 |
老舗メーカー、大手メーカーをはじめ、人気上昇中の除雪機メーカーについて紹介。メーカー選びの参考にご覧ください。
他メーカーの除雪機のOEM生産も行っているメーカー。除雪機の製造で約60年の歴史を持ち、高い技術が支持されている。中型~大型除雪機が得意。価格はやや高いものの、小型にもワンランク上の馬力と機能性が装備されているのが魅力。
本社所在地:岩手県花巻市実相寺410
力強いエンジンが特徴的なホンダの除雪機。走行がモーター式のハイブリッドモデルは、高出力ながら、音が静かで燃費も良いのが魅力。雪に食い込みクロスオーガや、オーガの操作を自動化するスマートオーガなど、独自の機種も展開。
本社所在地:東京都港区南青山2-1-1
静音除雪機の取り扱い数が圧倒的に多いのがヤマハ。小型・中型ともに騒音を気にせず使えるのが魅力。他にも、1台2役の除雪ができるハイブリッド式、雪をより遠くに飛ばす本格除雪など、シーン別に選べる多機能な除雪機が豊富。
本社所在地:静岡県磐田市新貝2500
操作性に優れた除雪機が豊富。小型除雪機にも、無段変速HSTなどの操作アシスト、独自のサイレントエディションを搭載し、快適な除雪作業を実現。必要な機能が厳選されているので、機械の扱いが苦手な人にもおすすめ。
本社所在地:大阪府大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号
国内有数の大手農機具メーカー。農機具づくりのノウハウを活かした除雪機は、メンテナンスがしやすく、アフターフォローも充実。小型・中型・大型含めて、全14台のラインナップから選べる。
本社所在地:大阪府大阪市北区茶屋町1-32
初心者でも扱いやすいエンジン式の小型ブレード除雪機を販売。取り扱いは小型のみだが、エンジン始動がカンタンなセルスタート式・左右にブレにくいブレード型で、快適な除雪作業が可能。
本社所在地:京都府長岡京市神足上八ノ坪12番地
開発から生産までを自社で行っている除雪機メーカー。海外での導入実績もあり、品質の高さは世界でも認められているほど。ステーブル機能やロックオン投雪機能など、除雪の作業効率がアップする数々のシステムを装備。
本社所在地:新潟県燕市小池285
リーズナブルな価格帯の中国製の小型除雪機を提供するメーカー。最安値は2万円台から購入可能。価格以上の多機能な除雪機もあり、積雪量の少ない地域や、自宅まわりの家庭用除雪機として好評。
本社所在地:群馬県邑楽郡千代田町赤岩3072-3
使用者の安全にこだわった除雪機を製造しているヤナセ。小型~大型まで全ての機種に、レバーを放すと自動停止するデッドマンコントロールを搭載しているのが特徴。豪雪地帯でも安全な作業が可能。
本社所在地:神奈川県横浜市都筑区川向町1117
動力付き運搬車を手掛けるメーカーで、夏と冬のそれぞれで使い分けられる除雪機など、利便性の高いモデルを扱っています。ミニサイズながら力のある除雪機は、小回り設計やロック機能で取り回しがしやすくなっています。
本社所在地:兵庫県加東市東実397
農業の近代化に役立つさまざまな機械製品を手掛けているメーカーです。除雪機以外では融雪剤散布車の販売も行っており、ジョイスティック搭載モデルなど、初心者にも優しい利便性の高い除雪機が特徴です。
本社所在地:三重県名張市夏見2828番地
サステナビリティや農業の近代化を踏まえて、農地や山林などすべての自然を豊かにする機械製品の開発・販売を行っている会社です。公道走行対応灯火器等を標準装備した除雪機など、実際の活用シーンを考えた製品が揃っています。
本社所在地:北海道千歳市上長都1061-2
有機農法のひとつの手段である「草生栽培」を可能にする草刈り機をはじめ、各種農機の製造販売を手掛けながら農業への取り組みも積極的に行っているメーカーです。除雪機はセルフスターターやバッテリーが付属したタイプを取り揃えています。
本社所在地:福岡県八女郡広川町日吉548-22
明治34年に創業し、創業当初より1世紀以上にわたって農機具の製造を行ってきた老舗のメーカーです。国産ならではの品質を追求したものづくりに取り組み、除雪機は非常用電源にも使えるタイプをラインナップしています。
本社所在地:青森県十和田市大字三本木字里ノ沢1番地259
米国ブリッグス・アンド・ストラットン社の日本法人として、汎用ガソリンエンジンの枠を超えた動力源の供給を目指すメーカーです。アメリカ本社の製品の販売のほか、軽量かつ除雪幅55cmでコンパクトタイプの除雪機「1222EE」を提供しています。
本社所在地:滋賀県近江八幡市浅小井町591
株式会社麻場は農業・漁業・林業などで使われる噴霧機や散布機を主に手掛けています。販売しているブレード除雪機は、クラッチレバーとスロットルでだけで操作できるほか、ブレードローラーのおかげで地面を痛めません。
本社所在地:長野県長野市大字北長池1443-2
社会インフラ整備に関連した事業を手掛けるコンドーテック株式会社。小型除雪機は、スコップ感覚で手軽に除雪作業ができる優れもので、積雪20センチ程度まで対応。非常にコンパクトで、折りたたんでの収納も可能です。
本社所在地:大阪府大阪市西区境川二丁目2番90号
オカネツ工業株式会社では、耕うん機や電動運搬車を開発・製造しており、培った技術を活かした除雪機も提供しています。個人商店や家のまわりを想定し、充電式・小回りが利く・安定したバランスなどの特徴を持っています。
本社所在地:岡山県岡山市東区九蟠1119番の1
湿った重さのある雪でもなんなく遠くへ飛ばす、高性能なブロアー型除雪機を販売しています。エンジンは上限出力6.8KW(9.2PS)で申し分のないパワーを持ちつつ、無駄を省くことでリーズナブルな価格帯に抑えています。
本社所在地:静岡県周智郡森町一宮4805
小型かつパワフルな除雪機を作っているメーカーです。手元にシューター操作、始動キー、アクセル、ライトスイッチ、ヒータースイッチなどの操作系が集中しているので、操作のしやすさは抜群。また、前進6段、後進2段の速度調節可能に代表されるさまざまな機能をコンパクトなボディに搭載しているのも魅力です。
本社所在地:大阪市西区江戸堀一丁目3番20号
小型小型のスタンダードなモデルから、大規模な積雪にも対応しやすい中型のモデルにまで幅広く対応しているメーカーです。モデルによって細かく対応できる積雪量が分かれているので、大規模な積雪に対応するにはブレード付きのものや中型のものを用いるといいでしょう。
本社所在地:東京都青梅市末広町1-7-2
パワフルかつ静かな電動除雪機を取り扱っているメーカーです。電動除雪機は騒音や排気ガスがないことが大きなメリットです。それ以外にも、ロータリー式とは異なり回転する部品や刃がないので、巻き込まれ事故や大怪我を追ってしまう危険性が少ないのも大きなメリットでしょう。モーターもパワフルなのでストレスなく除雪作業ができます。
本社所在地:宮城県仙台市宮城野区中野5-5-12
全国220か所に指定工場を用意している業者で、サポートや予備対策を行っています(2022年12月現在)。道路工事に関する様々な機器を取り扱っているメーカーなので、「道路を走らせながらの作業」をする機器を得意としており、その一環として除雪車も取り扱っています。
本社所在地:大阪府大阪市西淀川区御幣島2-14-21
日本の農業を根底から支えたいと考えている業者で、様々な機器を取り扱っている中で除雪機もラインナップしています。小型かつパワフル・シンプルが特徴で、レバーを握れば動き、離せば止まる構造や80kgに満たないサイズが取り回しの良さを際立たせています。また、オプションも多数用意しているので、細かいニーズへの対応も可能です。
本社所在地:東京都荒川区西日暮里5-3-14-
猫の遊技台から子供のプール等、幅広い品目を取り扱っている中で除雪機を1台取り扱っています。コンパクトなタイプではありますが、さまざまなタイプの雪に対応した除雪機で、LEDライトもついているので早朝や夜間などの暗い時間帯でも使いやすいでしょう。
本社所在地:群馬県邑楽郡邑楽町大字赤堀3831-2号
農業機器を設計しているメーカーは、除雪機を4台ラインナップしています。それぞれの違いは1時間当たりの除雪量で、デザインはほぼ同じ物となっています。サイズに関してはハイパワーのものほど多少大きなものとなっています。農業機器にも共通しているのは、一人で運用できる点です。除雪機もまた、移動式ではありますが一人で運用できます。ちなみに除雪機だけではなく融雪機もラインナップしているので、除雪ではなく「融雪」というアプローチでも積雪対策が行えます。
本社所在地:北海道岩見沢市栗沢町由良2-7
家庭菜園を楽しむための品目を多数取り揃えているメーカーで、除雪機は移動式のコンパクト除雪機を1台取り扱っています。新雪にマッチした性能は、家庭用電源にて運用タイプとなっているので気軽に使用できるでしょう。また、ハンドルを取り外すことで折りたたんでのコンパクト収納が可能です。
本社所在地:大阪府和泉市善正町10
高強度のステンレス材やスウェーデン鋼など、特殊材料を使用した建機や農機運搬車を扱っている会社です。本社がある長野県の気候にも適した除雪装置は、ピン2本のみを使用して軽トラックやジムニーにも装着できる除雪用器具です。手動の除雪作業を手軽に自動化することができるアイテムです。
本社所在地:長野県塩尻市片丘9637番地2 塩尻インター林間工業団地
土樋パルスは岩手県岩手郡雫石町を拠点に、幅広いジャンルのものづくりを手掛けている会社です。除雪機器としてはトラクターのドッキングローダーに取り付けて前方方向に除雪を行う「まえむき君」を手掛けており、夏の除草作業用の「まえむき君 ブッシュカッター」シリーズもラインナップしています。
本社所在地:岩手県岩手郡雫石町長山中上53番地2
リョービ株式会社の電動工具事業を承継し、エンジン式の雪押し式除雪機を扱っているメーカーです。刃を使わない除雪機「ESG-800S」は安全設計かつ手動で手軽に作動させられる操作性を備えており、小回りのきく取り回しが可能です。
本社所在地:広島県福山市松浜町二丁目2番54号
積もった雪を前方の回転式オーガで掻き集めて吸い込み、煙突状になっているシュート(投雪部)から数メートル先へ吹き飛ばす除雪機。基本的な機能について解説します。
除雪機の購入にあたり、人それぞれ重視するポイントが違うと思います。ここでは、それぞれのニーズ別に除雪機をピックアップして紹介します。
初めての除雪機、どんな点に注意して選べばよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、Yahoo!知恵袋に投稿されていた除雪機に関する悩みをZenkenの編集チームがまとめて、
和同産業株式会社にご協力頂き、レクチャーをしてもらいました。ぜひ、除雪機選びの参考にご覧ください。
除雪機メーカーでも、小型のみを扱っているメーカー、小型から大型まで扱っているメーカーなど様々です。ここでは、サイズ別に除雪機メーカーをピックアップして紹介しています。なお、国内メーカーの除雪機のほとんど「馬力」と「除雪幅」を英数字の型式で記載しています。
除雪性能に優れたハイパワーな除雪機を豊富にラインナップ。最も馬力の低い除雪機でも、約30分で駐車スペース50台分の除雪が可能。電動オーガなど、操作をアシストする機能も充実。
10万円以下で買える除雪機が多く、コスパの良さは口コミでも好評。ロータリー式の除雪機は、投雪方向の調節も自在。低価格ながらも、多機能な除雪機が多く、快適に除雪作業ができます。
手押し式のリーズナブルなミニ除雪機をはじめ、静音タイプの除雪機が充実。ブレード除雪、ロータリー除雪(投雪)の1台2役の機能を持った小型除雪機もあり、シーンに合わせて選べます。
標準の小型除雪機のほか、クロスオーガ、ハイブリッドタイプなど、除雪力に合わせて選べる機種が豊富。馬力の高いハイブリッドタイプは、屋根から落ちた重い雪の除雪も可能。
ロングセラー「スノーロータリー」をはじめとした、除雪力の高い除雪機が豊富。ミラクルオーガが搭載されているので、除雪部に雪が溜まりにくく、スムーズな除雪作業が叶います。
静かさと簡単操作を両立したコンパクトモデルが充実。エンジン静音カバー&静音ブロワの独自のサイレントエディションを搭載しているので、住宅街や早朝作業にもおすすめ。
除雪幅70~90cmに対応したエンジン式の全5機種。最大出力が13馬力と、機動力が高く、積雪量の多い地域での使用にもおすすめ。
玄関周りから広い場所まで、簡単操作で楽に除雪できるブレードタイプを販売。小型サイズながらも、除雪幅が80cmと広く、素早い除雪作業が叶う。
エンジン式の3種類の小型除雪機を取り揃えている。スタートキーを回すだけで簡単に始動するので、初心者でもストレスなく除雪ができる。
小型は、除雪幅65・71・80cmの3種類のラインナップを用意。最大除雪高が52.5cmと、除雪性能は高いものの、やや本体が大きいので、収納するスペースが必要。
アウトドア製品などを多数扱っている会社で、除雪機を始めとした実用的なマシンも製造販売しています。除雪機はコンパクトで軽量な省エネモデルを用意。新雪などの軽い雪を除雪するのに適しているタイプで、低価格であることが魅力。
スリムなボディながらも、17.3馬力~の高出力な中型除雪機を完備。除雪高は60cm~に対応し、重い雪もラクに除雪が可能。豪雪地帯や、業務用としての使用もおすすめ。
除雪幅は80~90cmに対応。静音モデルや、傾斜面の除雪がしやすいオーガローリング機構を装備したものなど、ニーズに合わせた多機能モデルをラインナップ。
中型は、走行用のモーターと、エンジン駆動のオーガを搭載した、ハイブリッドモデルの5機種。屋根から落ちた雪や深い雪なども、カンタン操作で素早い除雪が可能。
18~25馬力のガソリン式、13.7馬力のディーゼルエンジンから選べる全5機種。固い雪も軽々砕く除雪力があり、商店街や店舗の周辺除雪などにも対応。
地域や雪質を選ばず、サクサク除雪ができるパワフルな中型除雪機4台を完備。18m雪を飛ばせる機種もあり、広い場所でも効率的に除雪作業ができる。
除雪幅90cmの馬力の異なる4機種をラインナップ。除雪性能、走行性、操作性まで、充実した装備が魅力。
除雪幅は90cm、積雪は57cmまで対応。馬力は13.0psとやや低いものの、車速や車体の傾きを自動制御しながら、スムーズな除雪を実現。
除雪機の機能が充実しており、ヘッドライトや変速機、さらにはドリンクホルダーやシャベルといった便利な設備も整っています。使う人のことを考えて設計・デザインされているのを見て取ることができ、家庭用としても向いています。
ヤンマーも大型除雪機の種類が多く、プロ仕様の全7機種をラインナップ。本格的な性能と余裕の高出力で、ゆとりある除雪作業を実現。最大出力は44.1psに対応。
大型を多く取り揃えるワドーでは、粘りのある国産ディーゼルエンジンを搭載した6機種を展開。価格は高額ながらも、最大出力は44.1psまで対応し、豪雪地帯もスピーディーに除雪が可能。
フジイのロングセラー「スノーロータリー」の大型は、ディーゼルエンジンを搭載した6台から選ぶことが可能。充実した安全装備と、最大出力47.2馬力のハイパワーが魅力。
F1エンジンが採用されたホンダのハイエンドモデル。オーガの操作を自動化させるスマートオーガで、根雪、傾斜地、降り積もった雪山の除雪もラクにできる。
大型は、最大除雪幅110cmのエンジンタイプ、ディーゼルエンジンタイプから選ぶことが可能。豪雪地帯でも大活躍するタフさと、良心的な価格が魅力。
クボタもガソリン式と、ディーゼルエンジン式があり、最大出力は23.5psに対応。大型ながらも、シンプルな機能で使いやすさを求めているのが特徴。
北海道南幌町を拠点に除雪機や融雪機を主に扱っています。除雪機はパワフルな機種もラインナップ。現在は製造販売だけでなく除雪機のリースにも力を入れているのが特徴。さらには修理や処分も引き受けているなど地域には欠かせない存在。
除雪機は大きな事故につながる可能性もある機械なので、基本の正しい使い方をしっかり押さえて安全に作業するようにしましょう。
安全装置(デッドマンクラッチ)による事故が増えているので、正しい使い方をしましょう。その他、使う前に石や木などの障害物を取り除いておくのが基本。ロータリー式は巻き込み事故のリスクがあり、大型になるほど周りに人がいないか、安全に配慮して使うことが大切です。
メーカーや機種にもよりますが、除雪機の耐用年数は10年程度が目安。メーカーの部品の保有期間が平均して7年前後なので、長持ちさせるには、こまめにメンテナンスするのがおすすめです。
急に動かなくなるトラブルを防ぐためにも、除雪機は、エンジンオイル、シャーボルト、クローラーの点検、バッテリー交換などのメンテナンスが必要。良い状態で使えば、中古として買い取ってもらうことも可能です。
除雪機を使わないシーズンは、ガソリンは抜いて保管します。長期間保管する際は、バッテリーのチェックや充電も必要です。長い間、放置しておくと、除雪機自体の機能が低下する可能性があります。
中古の除雪機は、より安く欲しい機種が手に入るのが魅力ですが、前オーナーの使い方によってはすぐに故障してしまうリスクも。修理費用によっては高くつき、部品が手に入らないケースもあり、割安で使えるかは運次第と言えます。
ロータリー式の除雪機は、オーガに雪が詰まると、最悪の場合は壊れてしまうことも。雪詰まり対策がされていない機種の場合は、シューター内部にシリコンや防水スプレーをこまめにかけて、雪の付着を防ぐのがおすすめです。
除雪機を使っていると、エンジンがかからない、シューターに雪が詰まる、シャーボルトが折れるなどのトラブルも。日頃からこまめにメンテナンスをして事前にトラブルを防ぎましょう。
引越しなどで除雪機が不要になった場合、下取りに出すこともできますが、かなり安値になることが多いので、個人でオークションなどに出す方が、高値で売れる可能性は高くなります。
小型の除雪機に多く採用されている方式です。ロータリー式のような「オーガ」という回転式の歯で除雪をするのではなく、機体の前方に設置されたブレードを使って雪を押し集める方式になります。小型で小回りが利くタイプが多く、20cm程度までの積雪ならば便利に使えます。ただし積雪が30cm以上の場合には不向き。そのため、降雪量が比較的少ない地域や、狭い箇所の除雪に向いています。
「オーガ」というらせん形状の歯を回転させることで雪を砕きながら集め、シューターという投雪部から遠くへ吹き飛ばすという方式の除雪機になります。機体の大きさにもよりますが、積雪30cm以上の場合でも対応できる機種が多く、豪雪地帯などではまさに御用達という感じとなっています。ただし、その構造上、湿って水分を含んだ雪だとオーガの動作に支障をきたしたり、シューターが詰まってしまうといった不具合が起きやすくなります。そのため、新雪の除雪作業にはロータリー式をメインとして使用しながら、前述したローダー式をバックアップ的に用いるというケースも多く見られます。
文字通り電気を動力に用いる方式の除雪機です。コンセントにコードを差し込んだ状態で使用するものと、充電式でコードレスで使用できるものがありますが、どちらの場合も家庭用のコンセントから充電できます。燃料が不要なので、手軽に利用可能。また排気ガスを出さず、作動音も小さめというのも大きなメリット。その分、エンジン式と比べ小型で、またパワーの面でエンジン式に劣るという傾向がありますが、近年ではエンジン式に近いパワーを実現しているものあります。充電式の稼働時間は、機種にもよりますが、フル充電で1時間ほど。
燃料を用いてエンジンを動かし動力として用いる方式です。エンジン式のなかでも、燃料にガソリンを用いるものとディーゼル燃料(軽油)を用いるものがあります。ガソリン使用のタイプはエンジン式のなかでも比較的小型で軽量なものが多く、操作性に優れ、その上で電動式よりもパワーに勝るというのがメリット。ディーゼルエンジンのものはガソリンタイプよりもさらにパワーが強く、機体も大型で、固く深く積もった雪の除雪にも対応できますが、その分、重量は重く、作動音もより大きくなります。
ガソリンエンジンと電動モーターを組み合わせて使用するという方式です。除雪のための動力はガソリンエンジンが担い、移動するための動力には電動モーターが用いられるという仕組み。そのため、電動式では除雪のパワーがもの足りないという場合でも、エンジン式と同等のパワーを発揮。その上で取り回しや扱いやすさは電動式に近いという、まさにいいとこ取り。また、もし燃料切れを起こしても、充電が残っていれば、電気の力で走行させることができます。
エンジンやモーターの動力は除雪のためだけに用いられ、移動は文字通り、人間が手で押す方式の除雪機になります。小型かつ軽量でロータリー式のものが多く、見られます。除雪能力は一定レベルに留まりますが、安価に入手でき、小型なので保管場所も確保しやすく、手軽に使いやすいというメリットがあります。
エンジンやモーターの動力を除雪と走行の双方に用いるタイプの除雪機であり、中型や大型はもちろん、小型でも多くの機種がこの方式を採用しています。利用者の身体的負担が少なく、作業効率も高くなりますが、巻き込み事故などの可能性もあるため、操縦には細心の注意と安全の確保が求められます。
除雪機の修理・点検は、部分的な点検や小さな部品の交換であれば数千円程度に収まる可能性がありますが、本格的な修理は数万円にのぼることもあります。事前の見積もりとこまめなメンテナンスが大切です。
除雪機を扱う際、除雪オペレーターなどの作業者、または現場技術者などの役職についている方は専門の講習を受けることができます。参加資格を満たし、所定の申し込みを行うことで除雪車などの取り扱いが学べます。
除雪機に取り付けられている安全装置には、自動的に機械が停止するデッドマンクラッチ機構や緊急停止スイッチなどがあります。加工や修理は自己判断で行わず、説明書の内容やメーカーの推奨する方法に従ってください。
除雪や雪かきの基礎知識をまとめてご紹介します。雪国で生活するなら、除雪や雪かきは避けられません。ただ、除雪や雪かきも方法や注意点があります。ビニールハウス、腰痛の予防、除雪のマナーなど、守らないとトラブルや事故の原因になるものばかりのため押さえておきましょう。
ビニールハウスは除雪が必要です。実際に、大雪により200近い農業用ハウスが全壊した事例もあります。積もったらこまめな除雪が基本です。また、パイプを数本に1本32ミリ径の大きなものに変えるだけでも強度は増強しますし、追加も対策として期待できます。雪が滑り落ちるのを邪魔する防風ネットや防鳥ネットを取り除き、穴やたるみを補修するだけでも結果が違って来るでしょう。
除雪では腰痛には特に注意が必要です。除雪作業は腰を曲げる時間が長いですし、雪自体が重いため背中や腰の筋肉に大きな負担を与えます。基本的な対策は、腰に負担のかからない姿勢で実施することです。背中を伸ばし、股関節と膝関節を使うことを意識しましょう。また、早く処理しようとストレッチもやらず、スピード重視で最初から全力で作業をするとぎっくり腰になりかねません。ゆっくりとした作業を心がけてください。
除雪や雪かきにもマナーやルールがあります。路上駐車をしない、敷地内の雪を公道に出さないなどのマナーを守らないと、隣人トラブルや事故の原因になりかねないからです。隣人トラブルでは、みんな雪かきをしているのに協力しないと無責任と判断されてトラブルになりかねません。袋小路や賃貸物件の方は特に協力が求められます。また、自宅から出た雪は空き地ではなく、除雪専用の融雪溝や流雪溝に捨てましょう。
除雪・排雪作業が必須となる雪国では、さまざまな自治体が除雪に関する支援制度を設けています。たとえば札幌市の支援制度を見てみると、生活道路の排雪に対して運搬に必要なトラックを無償で貸し出す「市民助成トラック制度」や受託業者への依頼費用を市が一部負担する「パートナーシップ排雪制度」があり。
除雪作業が難しい高齢者世帯を対象とした雪処理支援を実施しているところもあるため、利用できる制度がないかお住まいの自治体の窓口や公式HPで確認してみることをおすすめします。
雪の多い地域では、雪国ならではの雪対策を進めている自治体が多く存在します。たとえば宮城県七ヶ宿町湯原地区においては、自治会・消防団・除雪ボランティア団体による「湯原地区雪害防止対策本部」を結成し、有償で作業員の派遣などを実施。また、山形市では、生活道路の一斉除雪作業に対して報奨金を支給する制度を設けています。
さまざまな理由や事情から除雪作業が難しい方にとって頼りになる除雪業者。費用は地域や依頼内容によって異なるため、複数の業者に見積もりを依頼して比較検討することをおすすめします。複数の業者のサービス内容や費用を比較検討することは、悪質な業者の被害にあわないようにするためにも重要です。
長期的に見ると除雪機を購入したほうがお得な場合もあるので、身体的負担やコストの負担を考慮しながら検討しましょう。
融雪剤や凍結防止剤は凍結や雪が降り積もる頃に役立つ商品です。塩化ナトリウム・塩化マグネシウム・塩化カルシウムが主成分となっており、それぞれで凝固点などが異なってきます。商品の中には皮膚に炎症をきたす恐れがあるものや、塩害のリスクが高いタイプもあるので取り扱いには注意が必要です。適正な量を守ったうえで使用するようにしましょう。
雪は想像以上に重たくなる恐れがあるため、大量の雪が降り、さらに今後も積雪が予想されるのであれば一戸建てなら除雪をした方が良いでしょう。ただ集合住宅なら階下や通行人などに支障をきたす恐れもあるので、基本的には雪が溶けるまで待つほうが良いかもしれません。金属製のスコップはベランダ自体を傷つける可能性があるため、プラスチック製を使用してください。
除雪作業は重労働なので、必ず準備体操を行うようにしましょう。また雪を捨てる場所なども考えてから作業を行います。汗をかくこともあるため、体温調整がしやすい服装を選び、作業中も定期的に休憩や水分補給を取るようにしてください。身体全体を使って作業をすることも大切です。無理をせずに、少しでも体調に異変があれば作業を中止しましょう。
除雪作業は基本的に重労働であり、身体にも負担がかかる作業です。だからこそ正しい流れやコツを押さえることで、身体的な負担軽減にもつながるでしょう。除雪作業は、スコップやスノーダンプなどアイテムによっても流れが異なります。また使用するアイテムごとに押さえておきたいコツも異なるので、正しい体の使い方で除雪作業を行いましょう。
屋根の雪下ろし作業は、できれば行わない方法が良いでしょう。しかし豪雪地域の場合は状況に合わせて屋根の雪下ろしが必要となり、手順などを間違えてしまえば事故につながる恐れが高まります。必ず2名以上で行う・正しい手順を行うなどのポイントを必ず押さえておきましょう。つららなども早めに対処することが大切です。
雪かきは気温の低い環境で力みながら作業を行います。息を止めながら雪かきをしてしまうケースも多く、心臓へ大きな負担がかかります。
実際に、日本や海外では雪かき中に心臓発作や心筋梗塞を引き起こした事例があります。
そのため、準備運動や防寒対策などが必須。決して無理はせず、少しでも苦しさや胸の痛みを感じたら雪かきを中止しましょう。
雪が降りそうなときは、車のワイパーを立てておきましょう。雪が積もったらフロントガラス・屋根部分の雪下ろしを行い、マフラー部分の雪もチェック。マフラーに雪がないことを確認したうえでエンジンをかけましょう。
なお、雪を下ろす際は、車の横に落とすのもポイント。前後に雪を落とすと走行の妨げになります。
階段や玄関はスペースが狭いため、雪かきをしにくいという悩みがあります。また、共同住宅では「誰が雪かきをすべきなのか」と悩むケースもあるようです。
スコップなどが用意できない場合は、チリトリや段ボールなどで雪を除けましょう。車や人の通行を妨げない部分に雪をかき、雪かき時の転倒にも注意してください。
基本的にお墓に使用される墓石はある程度の積雪も想定されており、多少の雪であれば自然に太陽光の熱を受けて溶けてしまいます。しかし大量の雪が積もったような際は、そのまま放置すると墓石にもダメージを与えかねないため、可能な範囲で除雪を試みることが大切です。お墓の除雪を行う際のポイントを把握しておきましょう。
地面に積もった雪が歩行者の靴や車のタイヤに踏まれて押し固められることにより、氷の板のように硬度を増して、通常の雪よりも滑りやすくなるなど危険な圧雪(アイスバーン)が発生します。圧雪は転倒事故などの原因になるため適切に除雪しなければなりませんが、通常の雪かきよりも力や作業のコツがいるため注意が必要です。
豪雪仕様や積雪仕様でなく、一般的に使われるカーポートでは多少の雪が積もっただけでも倒壊や破損のリスクが増大します。また豪雪地帯の場合、通常よりは強度が高められていても適切に除雪しなければやはり事故の危険性が高まるでしょう。加えてカーポートの除雪では作業中のケガも多いため、安全に配慮することが大切です。
事業所の敷地内通路や商業施設、公共施設の敷地などを自動で除雪できる除雪ドローンが開発されています。
通常の雪かきは夜中に降り積もった雪を朝に除雪しますが、除雪ドローンなら夜中に除雪し続けるためいつでも除雪された状態を維持することが可能です。豪雪地帯での除雪作業の人不足を解消することにつながるでしょう。
落雪にした雪が給湯器やガス管・ガスメーターに当たると、雪の衝撃によって正常に使用できなくなる可能性があります。給湯機器の給気口・排気口が雪でふさがれた状態のまま使用すると、事故や故障の原因になることも。
雪囲いを設置したり、排気筒が雪で埋まる前に雪下ろしをしたりなどして事前に対策を取るようにしましょう。
空家の積雪を放置すると、屋根が重さに耐えられず倒壊してしまう恐れがあります。道路に雪が落ちて車や通行人の通行の妨げになったり、落ちた雪で物損したりけが人がでたりするリスクもあるでしょう。
また、適切に除雪されず近隣に危険を及ぼす可能性のある空家は、特定空家に指定される可能性が高くなるので注意が必要です。
Snow Bellは雪かきをしたくてもできない高齢者や妊娠中の方、仕事でする暇がないという方などと、除雪で成果報酬を得たいという方をマッチングします。雪かきをする方は業者ではありません。
他にも除雪状況を簡単に把握できるアプリも開発されています。地図で視覚的に除雪状況がわかるため、仕事やプライベートで出かけるときの事前確認で便利です。
妊娠中の雪かきは避けて、人に頼んだほうがいいでしょう。万が一、雪で滑って転倒した場合、状況によってはケガによって流産などのリスクがあるからです。
ただし、引っ越したばかりの方では、雪かきをしてくれる知り合いがいないという問題もあります。家族に頼れない場合、雪かきを行う業者などへの依頼も検討しておくとよいでしょう。
アンテナの雪下ろしは危険を伴います。雪が降り積もって電波障害が起きてテレビが見れないケースも豪雪地帯ではありえることです。ただ、無理にアンテナの雪かきをすると落下以外に、破損のリスクもあります。
雪が降ることを念頭に、雪対策ができるアンテナを用意してもいいでしょう。ユニコーンアンテナやボックス型、また、融雪アンテナやアンテナカバーなどで対策をするのもおすすめです。
店舗や会社で除雪をすることで、転倒事故を予防できます。ただし、雪かきの負担は大きいため、無理をしないことを意識してある程度の人数で行ったほうがいいでしょう。雪で側溝が隠れているなら、看板や放送で注意喚起を実施してください。また、雪かき時にケガを負った場合、業務とみなされると労災認定がおります。条件次第で時間外手当も得られる可能性があります。
撥水・防水スプレーや衣服や靴に雪どけ水が染み込まないようにするための便利な道具です。ただし汚れを取り除き、まんべんに塗布する、しっかり乾かすなど、適切な使い方をしないと期待した効果は出ません。また、エナメルの靴や革製品などに塗布すると、変色や変質につながるため、説明書をよく読んで適切に使うことが重要です。
除雪や雪害対策では除雪車をはじめとした機器が用いられます。昨今では、AIを加えてより効率的、効果的な除雪・雪害対策が模索されているのです。実際に、実証実験も行われています。積雪状況の適切な把握により、スムーズな除雪車の手配や人が不要の自動除雪車、渋滞対策のため雪による渋滞が起こりやすい箇所を検出するシステムなど、開発が進められています。
ベタ雪は水分が含まれているため重く、水分の少ない雪に比べて除雪の負担が大きいのが問題です。除雪を行うコツとして、まだ雪が溶けていない早朝や、凍る前の夕方や夜間に除雪をするとよいでしょう。また、スノースコップ、スノーダンプ、スノーラッセルなどの除雪用具の使用もおすすめ。除雪機も有効で、ブレード除雪機などがベタ雪の除雪に向いています。
除雪機の操作方法は各メーカーで異なるため注意が必要です。とくに以前、除雪機を持っていた方で、新しいものに買い替える際には、操作方法が違う可能性があります。説明書をしっかりとチェックして安全に操作することが肝心です。除雪機の操作は基本的に、エンジンスイッチ、主変速レバーや、クラッチレバーなどで簡単に操作できます。
除雪時の腰痛・ぎっくり腰対策として、スノープッシャーやスノーダンプ、スマスコや除雪機の活用が有効です。体の負担が少ない除雪用品について見ていきましょう。また、もしぎっくり腰になったら、スポーツの現場でも活用されているRICE処置などを行うとよいでしょう。腰痛やぎっくり腰の予防方法として、事前のストレッチや準備運動をすることがおすすめです。