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【雪かき初心者向け】除雪作業の流れ・コツ

除雪作業をはじめて行う場合、どのような順序で行えばいいのか分からないことも。このページでは除雪作業の流れやコツなどを紹介するので、初心者で雪かきをしたい方はチェックしてください。

雪かき作業の流れ・コツ

雪かき作業を行う際、スコップ・スノーダンプの2つの方法があります。それぞれの作業の流れやコツを見ていきましょう。

スコップを使った雪かき作業の場合

  • まずは雪の上にスコップを縦にさし、その切れ目に対し直角の切れ目が入るように再度スコップを縦にさします。
  • 次に最初にさした切れ目に対して並行かつ、二度目にさした切れ目に対して直角になるようにスコップをさします。この際に、三つの切れ目がつながっていることが大切です。
  • 三つの切れ目ができたら、サイコロを底から剥がしとるようにスコップを横にさして、そのまますくい上げます。このときに腰をしっかりと下ろし、四股を踏む姿勢を取るように意識してください。もし腕の力だけで作業を行えば、腰を痛める要因になるので注意しましょう。
  • 四股を踏む姿勢でスコップを持ち上げ、雪を投げたい方向に面と向かって、腕の力だけで反動を付けます。無理に腰や膝を捻ってしまえば、痛みが出るリスクを高めるので注意してください。また反動をつける前に、必ず周辺に人がいないかどうかを確認しましょう。
  • スコップと雪の重みだけを活用して、振り子の動きのように雪を投げ出します。スコップを捻る動作は必要なく、スコップの延長線上に雪山があるようなイメージで行いましょう。またスコップはしっかりと両手で持ち、話さないようにしてください。
  • ゆっくりとスコップを降ろします。そして一息ついて、作業を繰り返すといった流れです。

スノーダンプを使った雪かきの場合

  • まずは除雪した雪を排雪場所に運搬し、小さな雪山をつくります。何度も往復する事で徐々に雪山を大きくしていきましょう。スノーダンプを往復することで、徐々に雪山は硬くなってきますが、足が雪に抜かれるような状態です。
  • 足が抜かれることがないように雪山を足で踏みつけ、雪山をへこまします。
  • 次にへこました部分に対し、スノーダンプにて雪を運搬し、凹みを埋めていきます。この作業を繰り返し、硬くなった雪山を大きくしながら硬い雪山にしていくのです。その際、しっかりと坂道をつくることによって、雪も貯めやすくなり、雪の運搬作業も楽にできるでしょう。

除雪用具の使い方のコツ

除雪用具は複数存在しており、それぞれに合った使い方をしなければ身体を痛める要因になりかねません。ここでは除雪用具のコツを紹介していきます。

スコップ

スコップは腕の力だけで行うと、疲労感が強くなるだけでなく、筋肉痛などの症状も呈しやすくなります。そのため足・腰の力を上手く活用した方が、効率的に作業が進められるでしょう。雪を持ち上げる際は背筋をピンと伸ばし、膝を軽く曲げ、身体全体を使うようにしてください。

スノーダンプ

上半身の力は抜き、腰から進むイメージで行いましょう。足で蹴るなど強引に行えば、金具部分が破損する恐れもあるので注意が必要です。スノーダンプの下にロウ・ワックスを塗っておくと、移動時の滑りも良くなるため、除雪作業中に移動しにくいと感じたら市販のシリコンスプレーなどを塗布すると良いでしょう。

雪かき・雪ベラなど

重たい雪を持ち上げる・投げ捨てるなどの作業において、身体に負担がかかりやすいアイテムです。そのため重い雪を運ぶのであれば、ブレード付近を握るようにしましょう。また硬い雪のときに無理に使用してしまえば、ヘラ部分が破損しやすくなるので注意してください。

プッシャー・ラッセル

腕だけの力で使用するのはNG行為です。身体全体を使用して、雪を押すようにすると余計な負担もかかりにくくなります。腰などの身体を痛めないためにも、身体の使い方は意識してください。

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おすすめの除雪機メーカー 3選

除雪機専門メディア「雪ブンブン」では、主要な除雪機メーカー9社・125製品をとことん調査。調査で浮かび上があった各メーカーの特徴をピックアップ!どのメーカーの除雪機を選べばよいのかわからない方は、ぜひ参考にご覧ください。

高性能で馬力のある
除雪機のラインナップが豊富
国産
メーカー
ワドー
  • ホンダの除雪機製造をはじめ、クボタ・ヤンマーの除雪機をOEM製造。品質の高さは同業者からも支持されている老舗メーカー
  • 自社で開発・製造をしているため、扱いやすさを追求した除雪機が魅力!
こんな人におすすめ
  • 馬力があり、扱いやすい除雪機が欲しい
  • たくさんの除雪機の中から、自分にあうものを探したい
対応タイプ
小型
中型
大型
2万円~10万円代の小型で
低価格な除雪機が豊富
中国
メーカー
ハイガー
  • 中国の自社工場で一括生産体制を組むことにより、安価を実現!
  • 楽天・ヤフー・AmazonのECサイトで手軽に購入が可能
  • 日本語の説明付きで、組み立ても簡単
こんな人におすすめ
  • 収納に困らないコンパクトな除雪機がほしい
  • ちょっとした庭先の除雪やママさんダンプより楽に除雪したい
対応タイプ
小型
中型
大型
運転時の騒音を軽減する
静音モデルの除雪機が豊富
国産
メーカー
ヤマハ
  • 手押しの小型から中型の除雪機で、静音モデルタイプを展開!
  • エンジン部を囲い込んで騒音を低減する静音設計だから、深夜や早朝の除雪作業にも◎
こんな人におすすめ
  • ご近所さんが隣接しているので、運転音が軽減された除雪機が欲しい
対応タイプ
小型
中型
大型
今回調査した
除雪機メーカー
ワドー(和同) / ホンダ / クボタ / ヤマハ / ヤンマー / 工進 / フジイコーポレーション / ハイガー / ヤナセ
選定基準

「除雪機 メーカー」とGoogle検索、表示された上位9位のメーカーをピックアップ。(2022年1月7日調査時点)
・豊富なラインナップ…9メーカーのうち、最も除雪機が多かったメーカー(ワドー(和同))
・低価格…9メーカーのうち、最も低価格の除雪機を多く扱っているメーカー(ハイガー)
・静音モデル…9メーカーのうち、最も静音モデルが多かったメーカー(ヤマハ)