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スノーダンプの選び方は?【雪かき用品の選び方】

スノーダンプは素材、形状、重量やサイズなどさまざまな種類があるため、選ぶ際に迷う人も多いハズ。ここでは選び方についてまとめています。

スノーダンプの選び方

素材

スノーダンプの素材は、プラスチック、ポリカーボネイト、鉄、金属などさまざまです。素材によって耐久性や重量などが大きく変わるため、重労働となる雪かき作業において無視できない要素といえます。

プラスチックは軽量ですから、女性や高齢者でも扱いやすいのがメリットです。価格がリーズナブルなのもポイントです。ただし、硬い雪、豪雪地帯で使用する環境下だと耐久性の面で物足りないものとなるでしょう。あまり雪の降らない地域であれば、プラスチックは軽く保管もしやすいため、降ったときの備えとして購入してもよいでしょう。

ポリカーボネイトはプラスチックより耐久性が高い素材です。紫外線や温度変化にも強いため、屋外での使用や保管で劣化がしにくのがメリットといえます。デメリットとして、価格はプラスチックより高い傾向であり、また硬い雪の場合は耐久面に難がある点にも注意が必要です。

耐久性が最も高いのが鉄やアルミなどの金属素材です。硬い雪にも耐え、雪に直接差し込んで運ぶことができるため、豪雪地帯で重宝されます。金属であるため、プラスチックなどと比べると重量があるのが難点といえるでしょう。

アルミは軽量ですが耐久面に問題があるため、雪が多く降る地域にはあまり適さない場合も。鉄は頑丈ですが、重量や使用後のサビの問題もあります。サビ対策としてステンレス性のスノーダンプも挙げられますが、ステンレスといっても決してサビないわけではないため、使用前・使用後の手入れが大切となります。

重量

プラスチックなど軽量のタイプだと2kg~4kg。体力にあまり自信がない人であれば、こうしたスノーダンプは向いているでしょう。

鉄やステンレスだと5kg以上になり、重量も合わさり硬い雪でもしっかり刺さるため、雪かき作業がしやすくなります。ただし雪の重量も合わさり重くなるため、体力に自信のない方は軽量のタイプで作業を行うほうが良いでしょう。

サイズ・柄の長さ

スノーダンプは製品によって幅などのサイズが異なります。幅58センチ以上の大型のものであれば、運ぶ雪の量が多くなるため、体力のある方であれば向いています。サイズが大きいため、保管場所などに注意が必要となります。

幅48センチ程度の小型のタイプであれば、狭い歩道や段差でも扱いやすいのがメリット。保管もしやすく軽量なため、あまり雪が降らない地域におすすめです。

柄の長さについても注意しましょう。柄の長さは身長に合わせて選ぶのが基本。身長に比べて柄が短いと腰に大きな負担がかかってしまいます。逆に柄が長すぎると扱いが難しくなるため、購入の際はできるだけ店舗で直接確認するのがベター。ネットで購入する場合も、サイズ感を確認するために直接調べることをおすすめします。

形状

スノーダンプの底が平らなタイプは、道路や屋根の雪下ろしに適しています。雪の山に突き刺して切り出す場合でも、まっすぐ差し込めるのが強みです。

湾曲タイプは、地面と接着面が小さいため、地面に滑らせながら負担なく運べる点がメリット。あまり体力に自信がない方は湾曲タイプがおすすめです。

その他収納性

スノーダンプを使わないシーズンは収納しなければなりません。アパートやマンションだとスペースに限りがあり悩みどころ。収納しやすさを重視するなら、折りたためるタイプがおすすめです。

スノーダンプの使い方

簡単に使えるようにみえて、扱い方にコツがいるスノーダンプ。スノーダンプを使う際は、以下のポイントに注意しましょう。

  • 上半身に力を入れず、腰から進む
  • スノーダンプを雪山に差し込む際、足で蹴らない(金属部分の破損防止)
  • 雪の山をつくる際は、「小さな雪山をつくる」→「雪山を大きくする」→「雪山を凹ます」→「凹みを埋める」を繰り返す

スノーダンプの底にロウやワックスを塗っておくと、滑りが良くなり楽に作業を行えます。また、雪がスノーダンプの中に付着して離れない場合は、シリコンスプレーの塗布によって雪が付着するのを防げます。

なお当サイトでは、雪かき作業の流れやコツについても紹介しています。ぜひそちらも併せてチェックしてみてください。

雪かき作業の流れ・コツについてチェック

スノーダンプと一緒に用意したい雪かき用品

離雪スプレー

雪かきを続けていると、スノーダンプの底に雪がへばりつくことがあります。そのままにしていると運べる雪の量が少なくなることが問題に。そこで利用したいのが離雪スプレーです。

雪かき前に使用することで、雪がくっつくことを防げるため、雪かきの負担を軽減させてくれるでしょう。

雪かきスコップ

雪がよく降る地域であれば、スノーダンプと一緒に用意しておきたい雪かきスコップ。金属製の製品なら、硬くなった雪でも砕くことが可能。スコップで雪を砕き、スノーダンプに載せて運ぶのが定番です。

融雪剤

融雪剤は、塩化カルシウムと水が反応する反応熱を利用し、雪を溶かす製品です。天気予報で雪が降りそうなとき、事前に使用すると、雪かきがしやすくなります。

スノーダンプのお手入れについて

雪かき後にすぐスノーダンプをしまってしまうと、サビや劣化などの問題が生じるため、使った後はお手入れをすることが大切です。

雪かきの使用後は雪や土よごれ、余分な水分を拭き取りましょう。

先端に破損が見られた場合、アルミテープで補修するとよいでしょう。先端を補修する場合、厚みを持たせず薄く貼るのがコツ。厚みがあると雪に刺さりにくくなるからです。ただしこれはあくまで応急処置のため、破損が見られた場合は買い替えを検討したほうがいいでしょう。

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おすすめの除雪機メーカー 3選

除雪機専門メディア「雪ブンブン」では、主要な除雪機メーカー9社・125製品をとことん調査。調査で浮かび上があった各メーカーの特徴をピックアップ!どのメーカーの除雪機を選べばよいのかわからない方は、ぜひ参考にご覧ください。

高性能で馬力のある
除雪機のラインナップが豊富
国産
メーカー
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  • ホンダの除雪機製造をはじめ、クボタ・ヤンマーの除雪機をOEM製造。品質の高さは同業者からも支持されている老舗メーカー
  • 自社で開発・製造をしているため、扱いやすさを追求した除雪機が魅力!
こんな人におすすめ
  • 馬力があり、扱いやすい除雪機が欲しい
  • たくさんの除雪機の中から、自分にあうものを探したい
対応タイプ
小型
中型
大型
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低価格な除雪機が豊富
中国
メーカー
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  • 楽天・ヤフー・AmazonのECサイトで手軽に購入が可能
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こんな人におすすめ
  • 収納に困らないコンパクトな除雪機がほしい
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対応タイプ
小型
中型
大型
運転時の騒音を軽減する
静音モデルの除雪機が豊富
国産
メーカー
ヤマハ
  • 手押しの小型から中型の除雪機で、静音モデルタイプを展開!
  • エンジン部を囲い込んで騒音を低減する静音設計だから、深夜や早朝の除雪作業にも◎
こんな人におすすめ
  • ご近所さんが隣接しているので、運転音が軽減された除雪機が欲しい
対応タイプ
小型
中型
大型
今回調査した
除雪機メーカー
ワドー(和同) / ホンダ / クボタ / ヤマハ / ヤンマー / 工進 / フジイコーポレーション / ハイガー / ヤナセ
選定基準

「除雪機 メーカー」とGoogle検索、表示された上位9位のメーカーをピックアップ。(2022年1月7日調査時点)
・豊富なラインナップ…9メーカーのうち、最も除雪機が多かったメーカー(ワドー(和同))
・低価格…9メーカーのうち、最も低価格の除雪機を多く扱っているメーカー(ハイガー)
・静音モデル…9メーカーのうち、最も静音モデルが多かったメーカー(ヤマハ)