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除雪作業で腰痛を防ぐには

除雪作業で腰痛に悩まされてはいないでしょうか。除雪作業は重労働で、慣れている雪国に生まれて育っている方でも腰痛に悩まされている方がいます。除雪作業で腰痛にならないためにも適切な対策が必要です。除雪作業で腰痛にならないための方法を解説します。

雪かきの姿勢に気をつける

雪かきで腰痛になる理由の1つに姿勢の悪さが挙げられます。雪かきで腰痛が起きないようにするには、腰への負担を避けることです。例えば、長時間、腰を曲げて重いものを運んだり持ち上げたりして腰痛になった経験はないでしょうか?除雪作業も同じです。

腰を曲げて動く、重い雪を持ち上げるなどの動作は背中の筋肉が活動し続けている状態といえます。背中や腰の筋肉に負荷がかかり過ぎて限界を超えると筋肉が悲鳴を上げ、ダメージを受けるのです。結果、腰痛となり痛みが発生します。

除雪中、腰痛にしないための基本は、背中を伸ばして、股の関節と膝関節を意識して使うことです。また関節と膝関節を動かして太ももの大きな筋肉を使えば、腰や背中の筋肉ばかりに負担をかけずにすみます。

ゆっくり始める

腰痛にしないためにはゆっくり始めることです。除雪作業は面倒ですから、急いでしたくなるかもしれません。ただ、いきなり全力で除雪作業をすると鈍い痛みが発生します。痛いのに無理をして作業をするとかばう動きになり、ますます、負担が大きくなるのです。

不自然な動きで作業をすれば、痛みは悪化するだけでしょう。適切に除雪作業をしていれば身体が温まり、筋肉痛も徐々に和らぐ可能性があります。早くするのではなく、焦らずゆっくりする、少しずつすることを意識すれば負担も小さくなるため腰痛対策になるはずです。

腰痛対策のストレッチ

腰痛対策にちょうどいいストレッチをご紹介します。ぎっくり腰やヘルニアなどの事故が起きないためにぜひチェックしてみてください。とくに複雑な動きはありません。

「息を吐きながら3秒間、1~2回程度、骨盤をしっかり押すだけ」です。立ったまま、両肘をできるだけ近づけながら骨盤を前へ押し込むようにします。あごは軽く水平に引き、胸を開き、ひざを曲げず、足は肩幅より少し広めで平行に開いてください。骨盤を前へしっかりと押し込むことを意識しましょう。

つま先の重心はかかとが浮くか浮かない程度の状態がベストです。ただ、ストレッチ中に、お尻から太もも以下に響くようなら、問題があるかもしれません。整形外科へ早めにご相談ください。

雪かき後のケア

除雪作業で腰痛や腕の痛みを感じる人は、雪かき後のアフターケアを心がけることが大切です。

簡単にできるアフターケアとしては、温かいお風呂にゆっくり使って体を暖めることがおすすめです。炎症がある部分には湿布が有効ですが、熱や腫れがある場合は冷間タイプの湿布を貼りましょう。

雪かきによる腱鞘炎には、氷嚢などで患部を冷やすと効果があります。

突発的な痛みや熱を持った痛みには冷やすと痛みを軽減できますが、慢性的な痛みには患部を温めて血行を促すと腰痛の予防になります。

雪かきで前屈姿勢になると、想像以上に腰に負担がかかります。雪かきは必要不可欠な作業ですが、休憩しながら作業を行い、作業中には同じ姿勢が続かないように背中をそらせるなど工夫しましょう。

雪かき中に起こるかもしれない腰痛

ぎっくり腰

ぎっくり腰は厄介です。除雪中に起きる要因として、スコップで雪を持ち上げようとしてしゃがんだ瞬間が挙げられます。他にも、スコップで雪をすくい、遠くに放り投げようとして上半身をひねって発症。雪道にはまった自動車を押すとき、力を入れたら発症するなどが考えられます。

筋緊張性腰痛や筋疲労性腰痛

筋緊張性腰痛や筋疲労性腰痛のケースでは、ぎっくり腰のように突発的に起きないことが多いです。雪かきをしていると徐々に腰が痛くなる、雪かきをした翌朝から腰痛が起こり得ます。また雪かき後、腰からお尻にかけて違和感が生じるなどが挙げられます。除雪作業は、筋トレをしているのと同様の負担がかかるため、ストレッチをはじめとした準備を心がけましょう。

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おすすめの除雪機メーカー 3選

除雪機専門メディア「雪ブンブン」では、主要な除雪機メーカー9社・125製品をとことん調査。調査で浮かび上があった各メーカーの特徴をピックアップ!どのメーカーの除雪機を選べばよいのかわからない方は、ぜひ参考にご覧ください。

高性能で馬力のある
除雪機のラインナップが豊富
国産
メーカー
ワドー
  • ホンダの除雪機製造をはじめ、クボタ・ヤンマーの除雪機をOEM製造。品質の高さは同業者からも支持されている老舗メーカー
  • 自社で開発・製造をしているため、扱いやすさを追求した除雪機が魅力!
こんな人におすすめ
  • 馬力があり、扱いやすい除雪機が欲しい
  • たくさんの除雪機の中から、自分にあうものを探したい
対応タイプ
小型
中型
大型
2万円~10万円代の小型で
低価格な除雪機が豊富
中国
メーカー
ハイガー
  • 中国の自社工場で一括生産体制を組むことにより、安価を実現!
  • 楽天・ヤフー・AmazonのECサイトで手軽に購入が可能
  • 日本語の説明付きで、組み立ても簡単
こんな人におすすめ
  • 収納に困らないコンパクトな除雪機がほしい
  • ちょっとした庭先の除雪やママさんダンプより楽に除雪したい
対応タイプ
小型
中型
大型
運転時の騒音を軽減する
静音モデルの除雪機が豊富
国産
メーカー
ヤマハ
  • 手押しの小型から中型の除雪機で、静音モデルタイプを展開!
  • エンジン部を囲い込んで騒音を低減する静音設計だから、深夜や早朝の除雪作業にも◎
こんな人におすすめ
  • ご近所さんが隣接しているので、運転音が軽減された除雪機が欲しい
対応タイプ
小型
中型
大型
今回調査した
除雪機メーカー
ワドー(和同) / ホンダ / クボタ / ヤマハ / ヤンマー / 工進 / フジイコーポレーション / ハイガー / ヤナセ
選定基準

「除雪機 メーカー」とGoogle検索、表示された上位9位のメーカーをピックアップ。(2022年1月7日調査時点)
・豊富なラインナップ…9メーカーのうち、最も除雪機が多かったメーカー(ワドー(和同))
・低価格…9メーカーのうち、最も低価格の除雪機を多く扱っているメーカー(ハイガー)
・静音モデル…9メーカーのうち、最も静音モデルが多かったメーカー(ヤマハ)