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給湯器やガス管に要注意!除雪・雪下ろし時のポイント

除雪を行うときはガス管や給湯器に当たらないよう注意が必要です。ここでは、除雪や雪下ろし時のポイントについて紹介します。

除雪するときはガス管・給湯器に当たらないよう注意

積雪時は、建物の軒下にあるガス管が雪に覆われて外から見えにくくなっている場合があります。特に除雪機など機械を使用して除雪を行う場合は、ガス管に注意して作業を行うようにしましょう。

また、積雪や着氷によって給湯器の排気筒先端がふさがれてしまうと不完全燃焼や異常着火の原因になり、ガス機器が止まってしまう可能性も。排気筒周辺の雪や氷を取り除くことでガス機器が正常に動く場合もあるため、ガスが止まった場合は給湯器の排気筒先端を確認してみましょう。

室外機・給湯器周りの除雪作業のコツ

室外機の周りに雪が積もると、吸込口や吹出口が塞がれてしまいます。暖房運転が止まる・電気代が高くなるといったデメリットがあるため、必要に応じて除雪しましょう。

まず、室外機やの周りに雪が積もったら、30~40cnの積雪を目安に除雪を開始します。除雪作業を開始する前には、必ずエアコンの電源をオフにしましょう。除雪作業を行う範囲は、室外機の周囲30cm程度でOK。室外機の周囲の除雪作業と共に、室外機の上に積もった雪も取り除いておきます。

なお、室外機周辺の除雪作業は手作業で行います。除雪機を使用すると事故などを引き起こすリスクがあります。

また、給湯器については、給排気部が雪で塞がれていないかどうか点検することが大切。とくに、上方排気カバーが設置されている給湯器には雪が積もりやすくなっています。給湯器に積もった雪は取り除きましょう。

雪下ろし時の注意点

落雪によってガス管に不具合が生じる可能性がある

屋根の雪下ろしや落雪によって、ガス管・ガスメーターに衝撃が加わる可能性があります。雪は意外と重く、雪の衝撃によってガスが正常に使用できなくなるかもしれません。雪下ろしする際は、十分気を付けて行うようにしましょう。

落下した雪で給湯器の給気口・排気口が塞がれてしまう

給湯機器の給気口・排気口が雪でふさがれた状態のまま使用すると、事故や故障の原因になります。屋根に積もった雪を雪下ろしする際、給湯機器の位置に気を付けて作業しましょう。もし雪下ろしした際の雪で給気口・排気口をふさいでいるようなら、すぐに取り除くことが大切です。

また積雪が少ない地域でも稀に大雪が降ることがあるので、給湯機器を利用する前に給気口・排気口が雪によりふさがれていないか点検してください。

ガス漏れに気付いたらすぐ業者に連絡

万が一、ガス管やガスメーカーが破損したりガス漏れしていたりした場合は、速やかに業者に連絡することが大切です。「ガスの臭いがする」「燃焼器具からススが出ている」など、日常と異なることに気づいたらまずガスを止めましょう。

積雪時の対策について

雪囲いを設置する

豪雪地帯では給湯器などを軒下に設置することが多いです。しかし軒先が長くても、落雪による雪の重さによって室外機や貯湯タンクを変形・破損させる恐れがあります。屋根からの落雪による破損から守るため、給湯器などの周りに雪囲いを設置すると安心です。

雪囲いのまわりは小まめに除雪するようにしましょう。ただし、囲いの中に排気がこもってしまうと排気をそのまま給湯器が吸ってしまい、不完全燃焼に陥るかもしれないため開口部をしっかり確保しておくことが大切です。

排気筒が雪で埋まる前に雪下ろしする

お風呂を使用すると排気が出ますが、通常排気筒によって外へ排出します。万が一排気筒が折れてしまったり、給気口・排気口が雪に埋まったりしたまま使用を続けると給排気不良になり、酸欠や一酸化炭素中毒事故の原因になりかねません。

また、排気筒が外れたり穴が空いたりした場合も排気があふれてしまうので注意が必要です。排気筒が雪で埋まる前に雪下ろしを行うようにしましょう。また、付近の雪をしっかり取り除くことも大切です。

破損に注意して雪下ろしを行う

屋外のガスメーターやガス管は雪の重さで折損する可能性があります。ガスが漏れて雪の下に滞留してしまうと、思わぬ事故につながります。

雪下ろしの際は、自宅・隣家のガスメーターや排気筒に雪や氷をぶつけないよう気を付けましょう。メーターの安全装置が作動しガスが止まる場合があります。

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おすすめの除雪機メーカー 3選

除雪機専門メディア「雪ブンブン」では、主要な除雪機メーカー9社・125製品をとことん調査。調査で浮かび上があった各メーカーの特徴をピックアップ!どのメーカーの除雪機を選べばよいのかわからない方は、ぜひ参考にご覧ください。

高性能で馬力のある
除雪機のラインナップが豊富
国産
メーカー
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  • ホンダの除雪機製造をはじめ、クボタ・ヤンマーの除雪機をOEM製造。品質の高さは同業者からも支持されている老舗メーカー
  • 自社で開発・製造をしているため、扱いやすさを追求した除雪機が魅力!
こんな人におすすめ
  • 馬力があり、扱いやすい除雪機が欲しい
  • たくさんの除雪機の中から、自分にあうものを探したい
対応タイプ
小型
中型
大型
2万円~10万円代の小型で
低価格な除雪機が豊富
中国
メーカー
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こんな人におすすめ
  • 収納に困らないコンパクトな除雪機がほしい
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対応タイプ
小型
中型
大型
運転時の騒音を軽減する
静音モデルの除雪機が豊富
国産
メーカー
ヤマハ
  • 手押しの小型から中型の除雪機で、静音モデルタイプを展開!
  • エンジン部を囲い込んで騒音を低減する静音設計だから、深夜や早朝の除雪作業にも◎
こんな人におすすめ
  • ご近所さんが隣接しているので、運転音が軽減された除雪機が欲しい
対応タイプ
小型
中型
大型
今回調査した
除雪機メーカー
ワドー(和同) / ホンダ / クボタ / ヤマハ / ヤンマー / 工進 / フジイコーポレーション / ハイガー / ヤナセ
選定基準

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・豊富なラインナップ…9メーカーのうち、最も除雪機が多かったメーカー(ワドー(和同))
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