PAGE TOP

除雪機の修理・点検費用

除雪機の修理や点検は、修理を専門に行える有資格者に依頼する必要があります。自力で直そうとしても原因や不具合の箇所がわからず、さらに状況が悪くなってしまう場合があるためです。ここでは、除雪機の修理・点検にかかる費用や処分に関して紹介しています。

除雪機の修理・点検費用はいくら?

除雪機の修理・点検は、除雪機の大きさ(馬力)やタイプに応じて異なります。除雪機の修理や販売を行っている業者のホームページから修理代金が参照できるほか、問い合わせでも確認ができます。

費用の相場としては、5〜7馬力のもので点検・整備に1万円〜2万円前後、保管と点検・整備をともに行う場合2万円弱〜3万円程度が相場です。塗装のみであれば5,000円以下が目安です。

16馬力程度の大型の除雪機は、点検・整備で2万円からが相場です。保管も合わせると3万円を超えるため、事前に点検内容を確認し見積もりもとっておくと安心です。

エンジンオイルのみ、バッテリーのみの交換などは工賃として数千円程度で収まりますが、そこに部品代が加算されるため、部品の大きさや性能によって費用が変わることに注意が必要です。安いもの(小型の除雪機の部品など)では、1万円以下に収まることもあります。

修理が必要ない症状について

エンジンがかからない場合

エンジンスイッチが「運転」の位置になっているか、燃料コックレバーが「運転」の位置になっているか確認しましょう。また、スターターモーターが回転していない(始動時のキュルキュル音がしていない)場合、バッテリーが充電されていない可能性があります。その場合は購入をした店に相談をしてみるとよいでしょう。

走行できない場合

スプロケットピンが所定の場所に取り付けられているか確認してください。

まっすぐ走らない場合

トラックのたわみは適正か確認しましょう。適正ではない場合、トラックの張りを左右均等になるように調整します。

使用中にエンジンが停止

燃料タンクキャップ周辺に雪が溜まっていないか、燃料タンクキャップを外したときにプシュッと音がしないか、インペラとハウジングインペラの隙間で凍結し回転しない状態にないか、オーガハウジングでの処理量以上の除雪をしていないか確認しましょう。

雪が飛ばなくなった

シューター内に雪が詰まっている状態ではないか確認してください。

修理できない除雪機の処分・買取方法

交換や修理が行えなくなった、あるいは不要になった除雪機については、自治体または回収業者に引き取りを依頼できます。除雪機のメーカーや販売業者に依頼すると、下取りを行ったうえで買い取ってもらうことも可能です(業者ごとに要問い合わせ)。

除雪機の買取相場は需要によって異なりますが、部品の交換がしやすく、交換部品の在庫も多い国内大手メーカーの除雪機は人気があります。販売されてからまだ月日が経っておらず、スムーズに作動する高性能のものほど高額買取が期待できるでしょう。

特に下取りに出さずに処分する場合は、大型ごみや粗大ごみとして自治体・回収業者に連絡を行います。ただしエンジン搭載型の除雪機は回収不可となるケースが多いため、不用品回収業者など引き取り可能な業者を探して回収を依頼することになります。

不要になった除雪機の処分については、以下のページで詳しく紹介しています。こちらも合わせて確認してください。

不要になった除雪機の処分方法は?を見る

除雪機を修理できなければ購入を検討しよう!

除雪機は使用を繰り返すにつれて消耗や摩耗を起こすため、年月が経ったものは点検や修理に出す必要があります。

1年おきなど一定間隔で専門業者にみてもらえば、大幅な部品交換が必要になる前に細かく修理ができるため、メンテナンス費の節約に役立ちます。

以下のページでは、除雪機の耐用年数や正しい使い方、保管方法など寿命を長持ちさせるために役立つ情報をピックアップしています。除雪機の購入を考えている方や、すでに除雪機をお持ちの方はぜひチェックしてください。

除雪機の基礎知識を見る

関連記事一覧
RECOMMENDATION
おすすめの除雪機メーカー 3選

除雪機専門メディア「雪ブンブン」では、主要な除雪機メーカー9社・125製品をとことん調査。調査で浮かび上があった各メーカーの特徴をピックアップ!どのメーカーの除雪機を選べばよいのかわからない方は、ぜひ参考にご覧ください。

高性能で馬力のある
除雪機のラインナップが豊富
国産
メーカー
ワドー
  • ホンダの除雪機製造をはじめ、クボタ・ヤンマーの除雪機をOEM製造。品質の高さは同業者からも支持されている老舗メーカー
  • 自社で開発・製造をしているため、扱いやすさを追求した除雪機が魅力!
こんな人におすすめ
  • 馬力があり、扱いやすい除雪機が欲しい
  • たくさんの除雪機の中から、自分にあうものを探したい
対応タイプ
小型
中型
大型
2万円~10万円代の小型で
低価格な除雪機が豊富
中国
メーカー
ハイガー
  • 中国の自社工場で一括生産体制を組むことにより、安価を実現!
  • 楽天・ヤフー・AmazonのECサイトで手軽に購入が可能
  • 日本語の説明付きで、組み立ても簡単
こんな人におすすめ
  • 収納に困らないコンパクトな除雪機がほしい
  • ちょっとした庭先の除雪やママさんダンプより楽に除雪したい
対応タイプ
小型
中型
大型
運転時の騒音を軽減する
静音モデルの除雪機が豊富
国産
メーカー
ヤマハ
  • 手押しの小型から中型の除雪機で、静音モデルタイプを展開!
  • エンジン部を囲い込んで騒音を低減する静音設計だから、深夜や早朝の除雪作業にも◎
こんな人におすすめ
  • ご近所さんが隣接しているので、運転音が軽減された除雪機が欲しい
対応タイプ
小型
中型
大型
今回調査した
除雪機メーカー
ワドー(和同) / ホンダ / クボタ / ヤマハ / ヤンマー / 工進 / フジイコーポレーション / ハイガー / ヤナセ
選定基準

「除雪機 メーカー」とGoogle検索、表示された上位9位のメーカーをピックアップ。(2022年1月7日調査時点)
・豊富なラインナップ…9メーカーのうち、最も除雪機が多かったメーカー(ワドー(和同))
・低価格…9メーカーのうち、最も低価格の除雪機を多く扱っているメーカー(ハイガー)
・静音モデル…9メーカーのうち、最も静音モデルが多かったメーカー(ヤマハ)