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買っても後悔しない除雪機の選び方のポイント

除雪機は様々なメーカーから豊富な商品が販売されています。除雪方式・動力・走行方式・サイズなどをチェックし、自分にピッタリな商品を探すことが大切です。このページでは後悔しないための除雪機を選ぶポイントについて紹介しています。

除雪方式で選ぶ

除雪機を選ぶ際、除雪方式をチェックしましょう。ローダー式・ロータリー式の2種類があり、降雪量や除雪範囲などから条件に合うか確認します。

降雪量が少ないならローダー式

ブレードを活用して、雪を押しながら集めていくタイプの除雪機です。コンパクトなタイプが多く、自走できるので操作性にも優れています。ただ30㎝ほどの積雪量だと除雪機を動かしにくいたいため、主に降雪量が少ない地域での使用に向いています。

降雪量がロータリー式

ロータリー式除雪機はブレードを回転させ、削った雪を吹き飛ばしながら除雪する仕組みです。エンジンパワーが大きなタイプが多く、30㎝以上の積雪にも対応できるため豪雪地帯での使用がおすすめです。ただ水分を多く含む雪だとオーガの動作が重くなってしまい、シューターに雪が詰まることもあるため注意が必要です。そのためサブ機としてローダー式を備えているケースも少なくありません。

動力のタイプで選ぶ

除雪機には家庭用電源で使うタイプとガソリンで使うタイプに分けられます。中には両者の長所を取り入れたハイブリッドタイプもあるので、どちらが自分に合っているのかチェックしてください。

家庭用電源で使える電動式

電動式のなかには「コンセント式」「バッテリー式」の2種類があります。両者とも家庭用の電源が活用でき、排気ガスも出ない、コンパクト、静音、メンテナンスが簡単などのメリットがあります。エンジン式とほとんど変わらないパワーを発揮するタイプの製品もありますが、ほとんどの場合は積雪量・雪質次第でパワー不足と感じるケースも多いでしょう。

コンセント式の場合、自宅のコンセントにつないだ状態で作業を行うため可動性が限定されるというデメリットがあります。また操作に慣れるまで時間も要してしまう可能性も。一方バッテリー式では除雪機でそのまま充電するタイプとバッテリーを取り外して充電するタイプがあります。製品によって稼働できる時間は異なりますが、一般的にフル充電した場合1時間程度稼働できるでしょう。

ガソリンでハイパワーエンジン式

ガソリンを使うタイプとディーゼルを使うタイプがあります。電動式よりもパワーが強いタイプが多く、始動も比較的スムーズなため、すぐに作業を開始できる、操作性が優れているなどがメリットです。ただ燃料を買いに行く手間がかかり、燃料費用も別途かかるのはデメリットに挙げられるでしょう。

ディーゼルの方がガソリンよりもパワーが強いため、積雪量が多いエリアに向いています。ただ重量もあり、稼働時の音が大きいといったデメリットもあるので注意してください。

電動式とエンジン式の良いとこどりのハイブリッド式

電気モーターを走行時の動力として活用し、除雪の動力はエンジンを活用するタイプの除雪機です。モーターを活用するため操作はしやすく、エンジンを活用することでパワーもあるため除雪もしやすいといった特徴があります。さらに除雪作業の燃料切れになっても、電気モーターで走行できるメリットもある魅力的な除雪機です。

ただ製品の価格が高く、電動式よりも製品のサイズが大きいため、ある程度広い保管場所が必要となります。

走行方式で選ぶ

除雪機には手押しタイプと自走式タイプの2種類があります。手軽さや安全性などを踏まえて、どちらが適しているのかチェックしてください。

手で押す手押し式

ロータリー式の除雪機に用いられることが多いのが、手で押すタイプの手押し式です。比較的リーズナブルな価格帯で購入でき、軽量なため非常に扱いやすいでしょう。またコンパクトなタイプなので、保管場所にも困りません。ただ自走タイプのロータリー式には除雪能力は劣ってしまうでしょう。

自動で動く自走式

自動で動く自走式の魅力は、簡単に操作できるという点です。ただ巻き込みなどの事故リスクが高いため、周囲の安全確認や適切な操作方法などをしっかりと確認することが大切になってきます。ローダー式とロータリー式の両方に自走式の製品がラインナップされていますが、ローダー式の方がリーズナブルに入手できるでしょう。

サイズで選ぶ

コンパクトなタイプから、中型・大型と言った大きなタイプまであります。どちらが良いというわけではありませんが、使用する場所や居住エリアなどを踏まえて検討することが大切です。

小回りが効く小型除雪機

除雪するエリアが駐車場や自宅の周囲の場合は、小回りが利くタイプの小型除雪機がオススメです。小型という名の通り使い勝手もいいため、高齢者・女性・初心者の方でも扱いやすいのがメリットです。手動での操作や力が必要となる作業でも比較的スムーズに行いやすくなります。さらに価格帯もリーズナブルな機種が多く、購入しやすさもメリットです。

反面、積雪量・雪質次第ではパワーが足りないことも。新雪であれば使いやすいですが、水を含んだ雪や踏み固めた硬い雪には対応していない製品も多いので作業効率を考えるなら中型も検討した方が良いかもしれません。

広い範囲の除雪ができる中型・大型

豪雪エリアや作業効率を重視するのであれば、中型・大型タイプの除雪機がオススメです。中型は小型よりも操作性が優れており、静音、走行のしやすさなどが魅力といえます。一方、大型は除雪性能が優れており、本格的に除雪作業をしたい方におすすめです。広範囲に除雪をしたい方や高性能を必要とする方に適したタイプで、圧が加わった雪などにも幅広く対応しています。馬力・性能などは製品によって異なるため、価格などを踏まえて検討してみてください。

馬力で選ぶ

馬力が大きいほど、パワーも大きくなるため豪雪エリアでは馬力があるタイプの方が適しているでしょう。積雪量が少ないエリアであれば、馬力を重視する必要はありませんが、基本的には積雪量が多く深く降り積もっている雪なら12馬力が目安となり、5馬力程度なら数回に分けて除雪を行うイメージを持つとよいでしょう。

静音性で選ぶ

除雪機を動かす際、大きな音が出てしまい、近隣との騒音トラブルが起きるケースもあります。動力やマフラーのサイズなどで音の大きさは異なり、上位の機種なら静音性が優れたタイプもあります。除雪作業を行う時間が早朝などの場合には静音声もチェックした方が良いでしょう。

耐用年数で選ぶ

除雪機の耐用年数は10年から20年ほどと言われています。しかしメンテナンスや点検が適切に行われていなければ、耐用年数は短くなってしまいます。特に中古の除雪機を購入する場合は、部品自体が入手困難なケースもあるため注意が必要です。

アフターケアで選ぶ

除雪機は購入したら終わりではありません。使った後のケアや定期的なメンテナンス、点検、修理のことなど購入後のことも踏まえて選ぶことが大切です。

  • 使い方が分からないときに相談できる場所はあるか
  • 故障が起きたときに対応してくれる場所はあるか
  • 自宅まで訪問対応してくれるところはあるか

除雪機は非常に重たく気軽に運ぶことはできません。もし故障して動かなくなった場合、ショップまで運ぶのも一苦労です。そのため、可能であれば自宅まで出張サポート対応してくれるメーカーの方が安心でしょう。

アフターケアが充実していなければ、故障した際にそのまま放置してしまいやすくなるので注意してください。予算・性能なども重要なポイントですが、長く使うものだからこそメンテナンスのしやすさやアフターケアもチェックするようにしましょう。

積雪量で選ぶ

1日で新雪がどの程度降るのかが、積雪量の目安となります。ただ北陸は湿った雪が特徴的なので、降り始めは大丈夫ですが、目安を超えた積雪となった際は除雪能力が発揮しにくくなるので注意しましょう。除雪を行うエリアが1日どの程度降るのか、どのくらいの積雪量で除雪するのかを目安に考えることが大切です。

雪質で選ぶ

除雪機を選ぶ際、どのような雪質なのかも重要なポイントです。たとえば北陸エリアであれば特有の湿った雪が降り、北海道エリアであればサラサラした雪が降るでしょう。どんな雪であれ新雪の状態だと、どの除雪機でも対応可能です。ただ積雪したまま時間が経つにつれて雪の状態は大きく変化していきます。

  • 溶けかけや融雪装置の水が混じったような雪の場合
    通常のロータリータイプの除雪機は雪が詰まる原因となり、上手く除雪できません。こういった雪の場合はブレードタイプの除雪機がオススメです。
  • 屋根の雪が落ち重みでギュッと詰まった雪や踏み固められた雪の場合
    こういった雪の場合、ブレードタイプの除雪機では作業しにくく、小型タイプでもよほど硬い雪に対応したタイプでない限り除雪は困難でしょう。こういった場合はロータリータイプの方がオススメです。

つまり除雪したい環境や雪の状況を踏まえて除雪機を選ぶ必要があり、雪質に合ったタイプの除雪機で作業をすることが大切です。

除雪機を選んだらお得に購入しよう

どのようなタイプの除雪機が適しているのか分かれば、その機種を入手するだけです。せっかく購入するなら、少しでもお得に買いたいと思うはず。お得で購入するための方法をいくつか紹介しています。

オフシーズンを狙って購入する

除雪機は1年中使うものではなく、雪が積もる11月末ごろから3月中旬ごろまで使用するものです。つまり、この時期は一番除雪機を購入したいと思う人が多いタイミングと言えます。そのため需要が高まっている時期なので、販売店側は無理して値下げをする必要はありません。

お得に買いたいのであれば、需要が高まる時期を外すことが大切です。オススメしやすいのが時期は9月です。9月には早期購入の予約特典として割引や保障期間の延長、さらに付属品のサービスなども受けられる可能性が高まります。販売店にとっても購入希望者を分散できるなどのメリットがあり、特典をつけても損はないのです。

補助金制度を利用して購入する

全ての自治体ではありませんが、一部の自治体・市区町村では個人や企業、自治会などを対象に小型の除雪機を購入した際に補助を行う制度が設けられているケースがあります。この制度を活用することで、お得に除雪機の購入が可能です。ただ条件などは市区町村によって異なるため、居住している市区町村に制度があるか、条件をクリアしているかなど問い合わせてください。

後悔しない為のポイント

残念ながら除雪機を購入して後悔したという人も中にはいます。除雪機は高額な製品である、長く使い続けるものだからこそ、後悔しないようにポイントを押さえることが大切です。

中古

中古品の除雪機を購入する人も増えてきています。しかしスグに故障したなどトラブルも起こりやすいでしょう。そのため見た目がどんなにキレイであっても必ず実物の動作確認を行って下さい。異音や動作のスムーズさなどをチェックし、少しでも違和感があれば購入を控えた方が無難です。

また中古機器であっても保証があるかどうかも確認しておきましょう。中古の除雪機であればメーカー保証が受けられないケースも多く、万が一トラブルが起きた場合には自費で修理しなければなりません。万が一に備えるためにも保障の有無は重要になります。

使いたい場所のサイズにあってない大きな除雪機

除雪機は大きければ良いというわけではありません。実は大きすぎる除雪機だと小回りが利かずに使い勝手が悪いというデメリットがあるのです。そのため自宅周囲や駐車場などの除雪をする程度であれば、小型の除雪機で十分でしょう。除雪範囲が広い場合には中型程度の除雪機を検討してください。

極端に安い除雪機

少しでも安く除雪機を購入したいと考え、値段だけで除雪機を選ぶと後悔する可能性があります。極端に安すぎれば何らかの問題を抱えていることも多く、安全機能などが備わっていないケースもあるので要注意です。

ハンドルが独立している除雪機

除雪機のハンドルが独立していると、長時間の除雪作業で持ち変えることが出来ません。そのため除雪作業が疲れ果ててしまうでしょう。

後悔しない除雪機選びを

除雪機は除雪方式・動力・走行方式など多種多様なタイプが取り揃えてあります。そのため雪質や除雪する地域、使用方法などを踏まえて選ぶことが大切です。適したタイプの除雪機であれば使い勝手もよく、除雪作業の効率も向上しやすくなります。後悔しないためにも事前にしっかりと検討したうえで、どのタイプにするのか決めましょう。

RECOMMENDATION
おすすめの除雪機メーカー 3選

除雪機専門メディア「雪ブンブン」では、主要な除雪機メーカー9社・125製品をとことん調査。調査で浮かび上があった各メーカーの特徴をピックアップ!どのメーカーの除雪機を選べばよいのかわからない方は、ぜひ参考にご覧ください。

高性能で馬力のある
除雪機のラインナップが豊富
国産
メーカー
ワドー
  • ホンダの除雪機製造をはじめ、クボタ・ヤンマーの除雪機をOEM製造。品質の高さは同業者からも支持されている老舗メーカー
  • 自社で開発・製造をしているため、扱いやすさを追求した除雪機が魅力!
こんな人におすすめ
  • 馬力があり、扱いやすい除雪機が欲しい
  • たくさんの除雪機の中から、自分にあうものを探したい
対応タイプ
小型
中型
大型
2万円~10万円代の小型で
低価格な除雪機が豊富
中国
メーカー
ハイガー
  • 中国の自社工場で一括生産体制を組むことにより、安価を実現!
  • 楽天・ヤフー・AmazonのECサイトで手軽に購入が可能
  • 日本語の説明付きで、組み立ても簡単
こんな人におすすめ
  • 収納に困らないコンパクトな除雪機がほしい
  • ちょっとした庭先の除雪やママさんダンプより楽に除雪したい
対応タイプ
小型
中型
大型
運転時の騒音を軽減する
静音モデルの除雪機が豊富
国産
メーカー
ヤマハ
  • 手押しの小型から中型の除雪機で、静音モデルタイプを展開!
  • エンジン部を囲い込んで騒音を低減する静音設計だから、深夜や早朝の除雪作業にも◎
こんな人におすすめ
  • ご近所さんが隣接しているので、運転音が軽減された除雪機が欲しい
対応タイプ
小型
中型
大型
今回調査した
除雪機メーカー
ワドー(和同) / ホンダ / クボタ / ヤマハ / ヤンマー / 工進 / フジイコーポレーション / ハイガー / ヤナセ
選定基準

「除雪機 メーカー」とGoogle検索、表示された上位9位のメーカーをピックアップ。(2022年1月7日調査時点)
・豊富なラインナップ…9メーカーのうち、最も除雪機が多かったメーカー(ワドー(和同))
・低価格…9メーカーのうち、最も低価格の除雪機を多く扱っているメーカー(ハイガー)
・静音モデル…9メーカーのうち、最も静音モデルが多かったメーカー(ヤマハ)