PR|雪国お悩みあるある!こんな時はどの除雪機がいいの?
除雪機メーカーのプロが教える
除雪機の選び方!
初めての除雪機、どんな点に注意して選べばよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは、Yahoo!知恵袋に投稿されていた除雪機に関する悩みをZenkenの編集チームがまとめて、和同産業株式会社にご協力頂き、レクチャーをしてもらいました。ぜひ、除雪機選びの参考にご覧ください。
日本で初めての除雪機スノーブルを開発し※、現在では大手メーカー(ヤンマー・クボタ)の除雪機のOEM製造をはじめ、ホンダの除雪機の製造も行うなど、各除雪機を販売している大手メーカーからも厚い信頼を置かれている和同産業株式会社。開発から生産・販売までを一貫システムで対応しています。
Q:使い勝手のよい除雪機が欲しい。選ぶ時のチェックポイントは?
除雪作業は緊急性が高く、事前に行うことができない作業の為、信頼できるメーカーを選ぶことが重要です。
「今までの販売実績なども重要で、長年雪に対して経験があるメーカーは強く、特に雪国のメーカーは除雪作業がいかに大変かを自分たちが身をもって知っています。可能であれば想定しているサイズやクラスより一回り大きいサイズをお勧めします。除雪機は価格と除雪能力がほぼ比例しているため、価格優先で購入するとその分人が苦労することになります。」
ワドー(和同)のおすすめの除雪機をご紹介
製品:SXC1070H
・使い勝手がよいおすすめポイント
・左右旋回がラク!:左右のハンドルに電動クラッチレバーを装備、軽く握るだけで右へ左へ自由自在に旋回できます。
・作業姿勢がラク!:雪の深さや道路の段差などに合わせて除雪部の高さを電動で調整することができます。除雪部の高さが変動しても操作部の高さはそのままなので、姿勢を変えることなく除雪作業をすることができます。
・操作がラク!:サイドクラッチによる旋回操作や投雪方向/距離の調整、除雪部の高さ調整、すべて電動によりラクラク操作。
Q:消耗するパーツや壊れやすいパーツは何ですか?
消耗の激しいパーツ、壊れやすいパーツ、毎年オイル(作動油?)交換等が必要なのかとかも教えてもらえればありがたいです。
主な消耗品は、エンジンオイル・燃料・バッテリーです。
「エンジンオイルは100時間もしくは1年のいずれか早い方ごとの交換をお勧めします。燃料はシーズン終了後に燃料タンクから抜き、ガソリンタイプの場合にはキャブレータからも抜いたほうがいいでしょう。バッテリーはシーズン終了後にマイナス端子を外し少しでも放電を減らします。除雪機は通年使用する機械ではなく未使用期間が長い為、シーズン終了後、長期保管前の整備を正しく行うことで性能を発揮できます。」
Q:除雪機はいつ頃が買うとよいですか?
雪が降ってからでは購入できないケースがあるので、春~夏に予約すると良いでしょう。
「その年の降雪予想は非常に難しいのですが、シーズンに入り降雪が始まると需要が一気に増えます。販売店もある程度予測のもと、メーカーに注文をいたしますが、小さい商品ではない為に在庫を多く抱えるわけにはいきません。メーカー側もその年の生産台数はある程度決めているため、シーズンに入ってからの増産はほぼ対応できません。また、大雪の次の年(シーズン)は需要が高くなるので、雪害に対する今後の備えということでも早めの予約をお勧めします。」
Q:1年間のうちで、除雪機を安く買える時期はいつ?
オフシーズンの春~夏に購入すると少しはお得に購入できるかもしれません。
「9月頃よりそのシーズンの降雪情報が聞こえ始めるので、雪(除雪作業)に対して注意を払い始めます(=オンシーズン)。その前の春~夏に購入すると少しはお得に購入できるかもしれません。 特に大雪の次の年(シーズン)は需要が高くなるので、早めのご予約をお勧めいたします。」
Q:除雪車が置いて行った硬めの雪でも飛ばせる除雪機はある?
「地域や降雪量もよりますが、家庭用の場合、13PS(馬力)クラス以上、重量が300kg以上の除雪機をお勧めします。」
「200kg以下の除雪機は、堅めの雪では除雪部が浮き上がってしまい、一度では除雪できない場合がございます。」
Q:モデル落ちで良いのですが、機能の良い物を安く購入できる方法は?
「販売店にひとつ前の方式が残っていれば、お得に購入できるかもですが、見つかりづらいと思います。」
「お店でひとつ前の型式などがあれば少しはお得に購入できるかもしれませんが、除雪機は大きい商品なのでお店が在庫を持つことはほとんどなく、また一つの型式が数年間販売されるので、古い型式を新品で見つけるのは非常に難しいです。数年に一度の大雪ともなると市場在庫が一掃されるのでより一層難しいでしょう。 オークションなどにより中古を購入する方法もございますが、前のオーナーがどのように使用したか、メンテナンスはしっかりされているのか確認することが大事です。
また、ご購入後に「メンテナンスができる販売店」を探すことも重要です。」
Q:硬い雪でもスムーズに
作業ができる除雪機が知りたい。
このケースに対応できる、ワドー(和同)のおすすめの除雪機をご紹介
・製品:SX2411
・硬い雪におすすめのポイント
24馬力・重量590kgで、現在使用している除雪機の1~2クラス上のモデルです。燃料は同じガソリンです。 大径のシングルオーガで硬い雪も砕くことができ、皿形オーガの為除雪作業中の旋回も容易に行えます。エンジンの始動性も良好で、重い雪もパワフルに飛ばします。
Q:硬い雪をスムーズに除雪できる
除雪機を選ぶ時は、
何を基準にすればいいの?
除雪機の重量(装備重量・全重量など)が重ければ重いほど、硬い雪に乗り上げにくくなります。
「硬い雪をスムーズに除雪できる
除雪機選びの基準について
「一概には言えませんが、屋根から落ちた雪をその日のうちに除雪するなら300kg以上、硬くしまった雪を除雪するなら700kg以上が良いでしょう。 重量以外の要素として、オーガ横の側板(オーガを固定している部品)の有無です。全幅に対して、オーガより側板が横に広いとその部分が雪への抵抗となり、結果としてなかなか前に進まない場合がございます。メーカーによってはオーガの形状を変えたり、側板を排することでその状況を改善している機種もあります。」
Q:除雪機の品名の英数字って
なんですか?
国内メーカーの除雪機はほとんどが「馬力」と「除雪幅」を型式にしています。
「例えば 「1390」の場合は「13馬力」の「90cm幅」を表しています。 (この場合は上二桁が馬力、下二桁が除雪幅となります。メーカーによって馬力と除雪幅の順番が入れ替わる場合がございます。) 除雪幅が100cm以上の場合は、単位は10cmになります。(例2511の場合、「25馬力」の「110cm幅」) ただし、同じ出力でも検査方法によって表記に差が発生いたします(「ネット値」と「グロス値」)。詳しくは割愛いたしますが、1990年代あたりより型式に上記「馬力」および「除雪幅」を入れるようになり、当時除雪機のエンジン出力方式は「グロス値」が多い為、その数値を型式にあてました。その後、一部メーカーではエンジン出力方式が「ネット値」に変更となりましたが、同じエンジンの後継機の場合、同等品ということを知らせるうえでも以前の「グロス値」で表記しているものと思われます。」
Q:除雪機ってどこで購入できるの?
メンテナンスはしてもらえるの?
各メーカーのHPに掲載している取扱店・販売店へご確認ください。
「その他、 農機販売店や一部二輪・四輪販売店、ホームセンターなどでも販売 しております。
メンテナンスなどはご購入いただいた販売店へご相談ください。 万が一の場合、迅速にメンテナンスやアフター対応を受けられる様ご購入前にご確認していただくことを推奨いたします。」
Q:使わなくなった除雪機を廃棄するにはどうすればいいの?
「廃棄方法などはご購入いただいた販売店へご相談ください。 万が一の場合、迅速にメンテナンスやアフター対応を受けられる様、ご購入前にご確認していただくことを推奨いたします。」
Q:地面が砂利だと、除雪機って壊れてしまいますか?
できるだけ砂利を巻き込まないように調整する必要がございます。
「実際に砂利でもご使用いただいている方もいらっしゃいます。 その場合、地面の雪を少し残すよう除雪部を上げて作業していただく事が望ましいです。折角敷き詰めた砂利が減ってしまうだけではなく、周辺への被害や除雪機自体の損傷にもつながりますので、できるだけ砂利を巻き込まないように調整する必要がございます。 また砂利の敷設状況がきれいに水平であることも少なく、またその上に積もる雪も(量・質ともに)均一ではない為、砂利を巻き込まない様マニュアル操作による調整が必要となります。」
このケースに対応できる、ワドー(和同)のおすすめの除雪機をご紹介
・おすすめの理由:除雪部の傾き(ローリング)が水平になるよう、「オーガ自動水平制御」を装備、ボタン一つでON/OFFを切り替えることができます。任意の角度で固定することも可能です。
Q:降雪量は深いときで約50
センチ。平均は30~40センチ。
この場合、飛ばす除雪機と
押す除雪機どちらを選ぶべき
ですか?
飛ばすタイプをお勧めいたします。
「押すタイプは飛ばすタイプに対して走行速度が速いのですが、30cm以上の積雪では能力不足で雪を押しきれません。また、飛ばすタイプは地面まで除雪できますが、数cmは残ります。調整次第では残さず地面に合わせることも可能ですが、その場合オーガのダメージが大きく、消耗も激しくなる為交換頻度が短くなります。」
このケースに対応できる、ワドー(和同)のおすすめの除雪機をご紹介
・製品:SMX1392
・おすすめの理由:小型除雪機の中では比較的重量もあり、屋根から落ちた硬めの雪にも対応できます。
社名 | 和同産業株式会社 |
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本社所在地 | 岩手県花巻市実相寺410 |
設立創業年数 | 1941年 |
事業内容 | 農業機械・除雪機械の開発・設計・製造 および販売 |
公式サイトURL | https://www.wadosng.jp/ |